塗装業者 養生

塗装業者の腕の良さがわかる「養生」とは？

外壁塗装で言われる「養生」とはペンキが垂れても建物を汚さないように、サッシ窓や床などをビニールで覆う作業のことを指します。

外壁塗装を行なって、良い塗料でしっかりと3度塗りしていても、どこか仕上がりが雑に見えてしまう場合、この養生が原因で仕上がりが雑になっているケースもあります。

塗装業者によって差が出る養生

養生テープを利用して塗装しない部分を覆う作業である養生。簡単そうに見えますが、実は難しい作業でもあります。

壁には凹凸があり、真っ直ぐ綺麗に養生テープを貼るのは根気のいる作業でもあります。しかし、これによって仕上がりに格段の差が生まれてきます。

手間をかけて綺麗に養生するほど、仕上がりの境界線が綺麗になります。

養生が綺麗な塗装業者の仕上がり

養生では塗装する部分、しない部分の境界線をはっきりと綺麗に出す意図もあります。そしてこの境界線が綺麗に出ていると仕上がりも美しく見えるのです。

つまり、養生が上手な塗装業者であれば施工が完了して養生を取った後に塗装した部分、しない部分の境界がとても綺麗に見えます。

施工が終了しないと境界線の仕上がりはわかりませんが、雑なのか、綺麗なのかによって塗装業者のプロ意識もわかります。

塗装業者の実力を知るためにも施工してもらう業者が以前に手掛けた住宅を見せてもらい、サッシ等の金属部分と外壁の境界線をチェックしてみましょう。境界線がいい加減で汚い場合は養生を根気よくやっていない証拠となります。